みまもりケータイは連絡手段だけでなく、防犯ブザーとしての機能もあるので、子どもに持たせてる方も多いでしょう。しかし、子供の成長に合わせてキッズケータイを解約して、少しでも安く費用を抑えたいという方も多いのではないでしょうか?
そこで、「みまもりケータイを解約したいけど、違約金や手続き方法が分からない。」そんな方に、キャリア別に解約方法を紹介します。また、みまもりケータイの解約に必要なものは、解約後にしておきたいことについても紹介しますので、参考までにご覧ください。
みまもりケータイの解約手続きは簡単
みまもりケータイの解約手順は契約者本人である必要があるので、実際にショップに行かないといけません。ですが、解約手順は簡単です。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクの場合、みまもりケータイの機種によっては自動解約されるので、違約金0で済ますことができます。違約金0で自動解約になるのは、以下の機種です。
- みまもりケータイ(005Z)
- みまもりケータイ2(101Z)
- みまもりケータイ3(202Z)
また、みまもりGPSも2019年12月2日をもって終了しているので違約金0で解約できます。ですが、その他のみまもりケータイを買いやする場合はショップに行って解約しないといけません。手順は以下の通りです。
- ショップに行く
- 契約者本人であることを確認する
- 解約手続きをする
- みまもりケータイのSIMを渡す
また、ショップに行く場合は、込み合う時間もあるので事前に予約しておくのがおすすめです。ソフトバンクの場合は、ネットから公式サイトへ行き、店舗を探すという項目から最寄りのショップを探して、予約することができます。
auの場合
auの場合もソフトバンクと同じく、みまもりケータイの解約をショップで行う必要があります。
手順が以下の通りです。
- au STARで最寄りのショップの予約をする
- ショップで契約者本人であることを確認してもらう
- 解約手続きをする
- SIMを渡す
ドコモの場合
ドコモもみまもりケータイの解約には契約者本人であることが必要です。手順は以下の通りです。
- ショップへ行く
- 契約者本人であることを確認する
- 解約手続きをする
- SIMを渡す
基本的な手順は3社とも同じですが、プランによっては自動更新で継続になる場合がありますので、解約手順をしっかりしておくのがおすすめです。
みまもりケータイの解約に必要なものについて
みまもりケータイの解約には、不正を防ぐために必ず本人確認をします。その為、解約する為に事前に準備しておくものが3点あります。
- みまもりケータイの端末
- 本人確認証明書(免許証、保険証)
- 申し込み印鑑
その理由について詳しく解説します。
キャリアによってはショップに端末を持っていく必要がある
理由は、みまもりケータイの端末に入ってるSIMカードです。SIMカードはショップの所有物なので、基本返却になります。SIMカードは専用の道具があれば、自分で取り出すこともできますが、無理な場合はショップの店員に相談すると、取り出してくれます。
契約者本人である証明書は必須
解約の場合、なぜ契約者本人である必要があるのかというと、不正に解約して、端末を別で買取してもらい現金を得るといった不正が行われる可能性があるからです。その他、いろいろありますが、現状大手3社の場合、解約には実際にショップにいって本人である確認をする必要があります。
そこで、必要なのが、本人であることが確認できる運転免許証や、写真付きの保険証などです。本人であることが確認できない場合は、解約できないので、気をつけてください。
申し込み印鑑も忘れずに持っていく
そして、最後に紙で解約手続きする場合、申し込みした印鑑が必要になるので、事前に持っていくのがおすすめです。
最近ではタブレットで契約する場合もあるので、サインですることもありますが、印鑑がなくて次に進まないことも想定して持っていくと、2度手間にならずにすむので、準備しておいて損はないと思います。
みまもりケータイを解約する前に注意すること
みまもりケータイを途中で解約すると違約金が発生しますが、その他にも注意してほしいことが2点あります。一つは電話番号、もう一つはデータのリセットです。
特に電話番号を乗り換えの際に継続して使う場合は、MNP転出をする必要があるので、事前に手続きを済ませておいてください。
MNP転出について
MNP転出とは電話番号をそのまま別キャリアのケータイに移動できるサービスです。みまもりケータイのMNP転出に関しては、契約しているキャリアのマイページから申請することができます。
ですが、MNP転出をしないままだと、新しく作る必要があるので、後々連絡するのに手間がかかりますので注意してください。
また、MNP転出には契約しているキャリアによって期間が設けられているので、期間を過ぎるとそのまま利用することができないので注意しましょう。
キャリアによってMNP転出に必要な手数料が2,000円から3,000円かかるので、解約して別キャリアに乗り換えをする場合は事前に確認しておくのがおすすめです。
解約前はデータをリセット
次にみまもりケータイの解約をする前に確認してほしいのが、端末に残っているデータに関してです。ショップに行って処分してもらう場合は、データを消して欲しいということを相談してみてください。
その他で、解約をする前にデータをリセットしておきたい場合は、端末から自分で行うことができます。機種によってリセット方法が若干異なりますが、設定画面から行うことができるので確認してみてください。
端末代について
みまもりケータイを途中で解約した場合、端末代の料金がまだ残っている場合があります。大体は分割払いでの契約になっているので、解約した後もそのまま継続で払っていく形になることが多いです。
もし、みまもりケータイの端末代がどのくらい残っているのか把握しておきたい場合は、契約しているキャリアのマイページか、契約書から確認することが可能です。
みまもりケータイの解約金について
みまもりケータイを解約するにあたって、注意したいのが違約金です。違約金はソフトバンク、au、ドコモで約9,500円かかります。
特に2019年10月以前のプランで契約した場合、以下の2点に要注意です。
- 契約内容が2年縛りである
- 契約期限が過ぎていない
大手3社では2019年10月から縛りへの緩和が実施されましたが、2019年9月以前にみまもりケータイを契約した場合は、2年縛りのままなので、違約金が発生します。つまり、2021年9月末以前に買い替えや乗り換えをした場合、違約金9500円が発生してしまう計算になります。
違約金0で解約するには、この2年縛りである条件などをクリアにする必要があります。※ドコモは2019年10月以降で契約した場合、1000円の解約金が発生します。
2年縛りなのかを確認する方法
2年縛りといっても、各キャリアの契約した時期によっては、縛りがない場合があります。
また2年の縛りがない場合は、違約金がキャリアによって別途払わないといけない場合もあるので、一度確認してみください。
2年縛りになるケース | ||
---|---|---|
ソフトバンク | 2019年9月13日以前のプランで契約した場合 | |
au | 2019年9月30年以前に2年縛りで契約した場合 | |
ドコモ | 2019年10月1日以前に2年縛りで契約した場合 |
もし、あてはまる方は、契約しているキャリアのマイページで契約している期間を確認してみましょう。
解約月(契約更新月)は要確認
みまもりケータイの契約内容によっては2年過ぎても時期によっては自動更新される場合があります。その為、2年過ぎたのに違約金を払う羽目になったというケースも考えられます。
なので、違約金0で解約する場合は、自動更新をされているのかどうかも確認しておくのがおすすめです。契約更新月の確認は、各キャリアのマイページの契約内容から閲覧できますので、一度確認してみてください。
契約しているプランも確認する
また、キャリアによっては2年縛りなしで、契約できる場合もあります。その場合はいつでも違約金0で解約が可能です。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクでは、みまもりケータイプランからみまもりケータイ3までのプランが2019年12月2日をもって自動解約になっているため、2019年9月13日以前からみまもりケータイ4の基本プランを契約している場合は2年縛りになっている可能性があります。
もし、みまもりケータイ4のプランで2年縛りとなっている方は、違約金が発生する場合があるので、解約する前に、マイページで一度プランを確認してみてください。
auの場合
auの場合は、ジュニアケータイプランNでみまもりケータイを2年縛りか縛りなしで契約できます。
もし、2年縛りで契約した場合、途中で解約すると、1000円の違約金が発生します。2019年10月以前のプランである場合は9500円の違約金になるので注意しましょう。※2年縛りから2年縛りNに変更した場合は契約解除なし
ドコモの場合
ドコモの場合もauと同じく、2年縛りで契約した場合、1000円の違約金が発生します。また、2年たってなにも手続きされない場合、翌々月から自動更新となります。なので、更新月であることを確認して、解約手続きをするのがおすすめです。
みまもりケータイを解約した後は
みまもりケータイを解約した後は、端末は契約者が買ったものなので、手元に残ります。ただ、子供が成長して新しく端末を買う場合は不要になることがあり、処分にこまります。
また、契約の際にもらうSIMカードに関しても解約後どうすればいいのか気になりますよね。そこで、みまもりケータイの端末とSIMカードに関して解約後どうすればよいのか解説します。
SIMカード(USIM)は返却
SIMカードは契約情報などが入っている情報チップのようなもで、お店の所有物です。契約の際に携帯端末に入れておきますが、解約後は基本お店に返却します。
大手3社では基本ショップに行かないと解約できないので、その時にSIMカードを返却するのがおすすめです。SIMカードはショップの店員に言うと端末から抜いてくれるので、何も聞かれな勝った場合は一度相談してみてください。
本体端末は買取へ
次にみまもりケータイの端末ですが、解約後は防犯ブザー代わりとして使えますが、邪魔になるようなら買取に出すのもおすすめです。
スマホなどの端末よりはかなり安値での買取になりますが、処分するよりおすすめです。お店によって不用品扱いになるばあいもありますが、不用品でも数円で買い取りしてくれるところもあるので、一度試してみてください。
乗り換える場合は格安スマホの活用がおすすめ
最後にみまもりケータイの解約後は基本乗り換えか、買い替えをする方が多いと思います。ですが、普通に乗り換えると、大手プランでも大体機種代も合わせて1万円近くなるので家計的には痛手です。
そこで、少しでも安く買い換えるために、おすすめなのが格安スマホです。例えば電話や簡単な検索、メールのみで済ませる場合、少ないギガ数で問題なので、データ使用料5ギガくらいのプランで十分なので、大体4000円くらいの格安スマホでも十分活用できると思います。
最近では子供用に見守り防犯機能のついて格安スマホもありますので、是非検討してみてください。