auひかりを解約したいと考えているけれど、手続きの方法がわからなかったり、解約違約金などの費用が発生するかどうか気になったりしていませんか?
手続きが漏れていて正式に解約できていなかったり、多額の違約金を請求されてしまったりしたらと思うと、不安になりますよね。
そんな疑問にお答えするために、このページではauひかりの解約の連絡先や手続き方法を解約時の注意点とともに徹底解説します。
auひかりの解約方法
auひかりの解約は、契約しているプロバイダに連絡することで解約の手続きが行えます。お近くのauショップに行っても解約手続きはできないので注意が必要です。
プロバイダが「au one net」の場合
「au one net」のプロバイダを利用している場合は「KDDIお客様センター」への電話、もしくはインターネットにてauひかりの解約手続きが行えます。
KDDIお客様センター
- 一般電話から:0077-7068(通話料無料)
- オペレーター対応時間:9:00~18:00
プロバイダが「au one net」意外の場合
「au one net」以外のプロバイダを利用している場合は、各プロバイダの窓口へ連絡する必要があります。
以下にプロバイダごとの連絡先を記載しておりますので、お使いのプロバイダへ解約の旨を連絡してみてください。
プロバイダごとの連絡窓口
プロバイダ名 | 電話窓口 | インターネット窓口 |
@nifty | 0570-03-2210(有料)
03-6625-3232(有料) |
https://setsuzoku.nifty.com/auhikari/cancel/ |
@TCOM | 0120-805633(無料) | https://www.t-com.ne.jp/support/form/kaiyaku_uketsuke.html |
ASAHIネット | 0120-577-108(無料)
03-6631-0856(有料) |
https://bbb.asahi-net.or.jp/bbbj/apply/hikarione.do |
BIGLOBE | 0120-86-0962(無料)
03-6385-0962(有料) |
https://login.sso.biglobe.ne.jp/scpf_op/auth.php |
DTI | 0570-004740(有料) | https://dream.jp/ftth/auhikari/attention.html#05 |
So-net | 0120-80-7761(無料)
050-3383-1414(有料) |
https://www.so-net.ne.jp/support/taikai/ |
プロバイダがわからない場合
契約したプロバイダがどこか分からないという方は、以下の方法で確認できます。
プロバイダとの契約書や申し込み控えなどを確認する
auひかりを契約した際の、申し込み控えや契約書などを調べてみてください。どのプロバイダと契約しているのかが記載されています。また、契約書以外にも、会員情報が記載された書類やプロバイダから送られる書類でも確認できます。
通帳やクレジットカードの利用明細で確認する
auひかりの支払いを銀行引き落としにしている場合は、通帳の明細を確認してみましょう。利用しているプロバイダ名が記載されている場合があります。クレジットカード払いの場合は、カード利用明細に記載されている可能性があるので、一度確認してみてください。
プロバイダからのメールを確認する
プロバイダからauひかりの請求額や重要なお知らせがメールで届いている場合があります。
メールの送信元や本文中に記載されている会社名からプロバイダ名を確認できます。
オプションのみ解約する場合
auひかりに付随する「auひかり電話」のオプションのみを解約する場合には、解約手続きが少し異なります。KDDIお客さまセンターへ連絡が必要です。※ただし、契約しているプロバイダが「@TCOM」の場合に限り連絡先は「@TCOM」になりますので注意してください。
KDDIお客様センター
- 一般電話から:0077-7068(通話料無料)
- オペレーター対応時間:9:00~18:00
auひかりを解約した後の手続き
auひかりを解約した後必要な手続きについて説明します。手続きが必要な人は、インターネット利用のために機器をレンタルしていた人、もしくは一戸建てホームタイプでauひかりを契約していた人です。
前者は機器の返却作業、後者は引き込み設備の撤去工事が必要になります。それぞれの手続き方法について解説します。
レンタルしていた機器を返却する
解約の手続き完了後に、ご自宅に返却キット(返却用の着払い伝票、説明書など)が送付されます。
その後、説明書に記載された該当する機器を梱包の上、同封された着払い伝票とともに、郵便局またはコンビニなどの宅配便取扱店から発送してください。
レンタル機器の返却が行われないとレンタル機器と同等の相当額を請求される場合があるので、忘れずに返却をしましょう。
撤去工事をする
一戸建てのホームタイプでauひかりを契約していた場合、引き込み設備を撤去するための工事が行われます。(マンションタイプの場合は撤去工事は不要です。)
工事には立ち会いが必要です。KDDIから立ち会い日程について相談の連絡が入りますので、その際に日程を調整しましょう。
auひかり解約時の注意点
auひかりを解約する際に、事前に確認しておきたい注意点があります。解約後に損したり、困ったりすることがないよう、以下の注意点を確認しておきましょう。
auスマートバリューの割引が適用されなくなる
auスマートバリューとは、auひかりとauスマートフォンをセットで契約されている方が対象のサービスです。セットで契約する分、毎月のスマホ利用料が500円〜2000円ほど割り引かれています。
auスマートバリューが適用されている方は、auひかりを解約することで、割引が適用されなくなります。スマホの利用料金が実質的に高くなりますので注意が必要です。
なお、ご自身のauスマートバリューの適用状況は以下のau契約情報紹介ページから確認できます。
https://my.au.com/aus/hc-cs/oin/OIN0010001.hc?agdt=2
ひかり電話の番号が引き継げなくなる
オプションで「auひかり電話サービス」も利用している場合、auひかりの解約と同時に「auひかり電話サービス」も自動的に解約されます。
「auひかり電話サービス」を解約すると、これまで使用していた電場番号が引き継げないことがあるので注意が必要です。
auひかり契約時に電話番号を取得した場合は、電話番号を引き継ぐことができません。
NTTで発行した電話番号を引き継いで使っている場合は、NTTに回線の休止解除連絡を行いましょう。そうすることで、auひかり解約後も継続して同じ電話番号を利用できます。
NTTの休止解除連絡先
- 固定電話から:局番なしの「116」
- 携帯電話から:0120-116000
- 受付時間:午前9時から午後5時まで、土日・祝日も営業 (年末年始を除きます)
プロバイダによって解約締切日がある
auひかりの解約タイミングには、注意が必要です。通常、プロバイダごとに毎月の解約締切日が設定されています。もし、解約締切日を過ぎて解約連絡を行なった場合、翌月末の解約扱いになってしままうでしょう。料金を損してしまう場合もありますので、解約のタイミングには気を配りたいですね。
以下にプロバイダごとの解約締切日を記載しておりますので、確認しながら解約連絡を行なってください。また、プロバイダがau one netの場合に限り、解約の連絡を行った日が解約日となるため、いつ解約連絡を行っても大丈夫です。(解約月の利用料金は日割りで計算されます)
プロバイダごとの解約締切日
プロバイダ名 | 毎月の解約締切日 |
au one net | なし(解約の連絡を行った日が解約日となる) |
@nifty | 月末 |
@T COM | 25日 |
ASAHIネット | 15日 |
BIGLOBE | 25日 |
DTI | 25日 |
So-net | 月末 |
解約のタイミングによって費用が発生する
auひかりを解約するタイミングによって、契約解除料や開通工事の残債支払いなどの費用が発生します。次の「auひかりの解約にかかる費用」で詳細を説明しますが、解約時には必ず確認しておきましょう。
auひかりの解約にかかる費用
auひかりの解約に発生する費用は、契約解除料(違約金)、開通工事費の残債支払い、撤去工事費があります。契約したプランや解約する時期によって支払いの要否・金額が異なります。
解約後に多額の料金を請求されて後悔しないよう、今解約したらどれくらいの費用がかかるのかを事前に確認した上で、解約の判断をしましょう。
契約解除料(違約金)
契約解除料(違約金)は契約更新期間以外に解約をする場合に必要となる費用です。
各プロバイダが提供する低価格のブランには最低利用期間や契約更新期間が定められているものが多いです。なおかつ自動更新タイプの契約のため、「更新期間」外に解約すると解約金(契約解除料)がかかります。
名称に「ずーと」「得」「メガ・ギガ」「2年・3年」などの言葉がついているプランは、最低利用期間や契約更新期間が設定されている場合が多いです。更新期間以外での解約時に契約解除料(違約金)が発生する可能性が高いため、更新期間を確認しておきましょう。更新期間はMy au(https://www.au.com/my-au/)の契約状況か、毎月の請求書から確認できます。
なお、契約解除料の発生条件・金額はプロバイダ×プランの数だけバリエーションがあるため、プロバイダに確認をすることをおすすめします。
参考:BIGLOBEの契約解除料の例
タイプ | プラン名 | 契約解除料の発生条件 | 契約解除料 |
ホームタイプ | ずっとギガ得 | 更新期間月(サービス利用開始の翌月から36ヶ月目と37ヶ月目、以降36ヶ月毎)以外での解約 | 15,000円 |
ギガ得 | 更新期間月(サービス利用開始の翌月から24ヶ月目と25ヶ月目、以降24ヶ月毎)以外での解約 | 9,500円 | |
マンションタイプ | お得プランA | 更新期間月(サービス利用開始の翌月から24ヶ月目と25ヶ月目、以降24ヶ月毎)以外での解約 | 7,000円 |
お得プラン | 更新期間月(サービス利用開始の翌月から24ヶ月目と25ヶ月目、以降24ヶ月毎)以外での解約 | 9,500円 | |
標準ブラン | 最低利用期間(24ヶ月)未満の解約 | 2,000円 |
開通工事費の残債
開通工事費を分割払いにしていて、分割払い期間中に解約する場合は、工事費の未払い分を支払う必要があります。
ホームタイプの場合はサービス開始の翌月から5年以前に解約すると、625円×残月分の金額を支払う必要があります。一方、マンションタイプの場合はサービス開始の翌月から2年以前に解約すると、1,250円×残月分の支払いが発生します。
auひかりの開通工事費と分割支払期間
タイプ | 開通工事費 | 分割支払期間 |
ホームタイプ | 37,500円 | 60ヶ月目までの60回分割払い |
マンションタイプ | 30,000円 | 24ヶ月目までの24回分割払い |
撤去工事費
撤去工事費は、光回線の引き込み設備を撤去する際の工事費用です。
2018年3月1日以降にホームタイプを申込みした場合、解約時に撤去工事費用28,800円が発生します。(2018年2月28日以前までの申込みの場合、解除時に撤去工事は希望する場合のみ10,000円の費用がかかります)
マンションタイプ(マンション・集合住宅)の場合には、撤去工事費はかかりません
auひかりの撤去工事費
タイプ | 撤去工事費 | 発生条件 |
ホームタイプ | 28,800円 | 2018年3月1日以降の申込みの場合 |
マンションタイプ | 発生しない | ー |
auひかりを解約する際のチェックポイントまとめ
auひかりを解約する際のチェックポイントをおさらいします。
auひかり解約方法と連絡先
auひかりの解約は、契約しているプロバイダに連絡することとで解約手続きができます。
ご自分の契約しているプロバイダを確認して、解約を行いましょう。
プロバイダごとの連絡窓口
プロバイダ名 | 電話窓口 | インターネット窓口 |
au one net | 0077-7068(無料) | https://www.au.com/my-au/ |
@nifty | 0570-03-2210(有料)
03-6625-3232(有料) |
https://setsuzoku.nifty.com/auhikari/cancel/ |
@TCOM | 0120-805633(無料) | https://www.t-com.ne.jp/support/form/kaiyaku_uketsuke.html |
ASAHIネット | 0120-577-108(無料)
03-6631-0856(有料) |
https://bbb.asahi-net.or.jp/bbbj/apply/hikarione.do |
BIGLOBE | 0120-86-0962(無料)
03-6385-0962(有料) |
https://login.sso.biglobe.ne.jp/scpf_op/auth.php |
DTI | 0570-004740(有料) | https://dream.jp/ftth/auhikari/attention.html#05 |
So-net | 0120-80-7761(無料)
050-3383-1414(有料) |
https://www.so-net.ne.jp/support/taikai/ |
auひかり解約時の注意点
auひかり解約を行う際には、以下の点に注意して解約を行いましょう。
- auスマートバリューが適用されなくなり、スマートフォンの利用料割引がなくなる
- auひかり契約時に契約した電話番号は、解約後に引き継げなくなることを考慮する。NTTの電話番号であれば引き継ぎが可能なため、引き継ぎを希望する場合はNTTへ事前に連絡しておく。
- プロバイダごとに解約締切日が設定されているため、確認の上連絡を行う。
auひかり解約にかかる費用
auひかりを解約するタイミングによって、解約時に「契約解除料(違約金)」、「開通工事費の残債」、「撤去工事費」の費用がかかる場合があります。
2年or3年契約をしている場合には、契約解除料(違約金)がかからない「更新期間」を確認した上で、解約を行いましょう。
開通工事費はサービス開始の翌月から5年以内(ホームタイプの場合)、もしくは2年以内(マンションタイプの場合)に、未払い分の支払いが発生します。
撤去工事費は、2018年3月1日以降に申し込んだホームタイプの場合、28,800円の支払いが発生します。
まとめ
auひかりの解約手続きは、プロバイダへの電話一本で簡単にできます。解約時の注意点と費用を確認することが大事なので、事前に確認した上で解約手続きを行いましょう。