楽天コミュニケーションズ光(現:楽天ひかり)は楽天が提供いているインターネット回線です。楽天コミュニケーションズ光の回線を使っていて、ほかの会社に乗り換えたいという方もいるでしょう。そのときに気になるのが解約方法は簡単なのかということです。今回は楽天コミュニケーションズ光の解約方法を徹底解説します。
楽天コミュニケーションズ光の4つの魅力
楽天コミュニケーションズ光は楽天が提供している光回線です。楽天ならではのサービスが人気です。
楽天スーパーポイントがたまる
楽天コミュニケーションズ光は、楽天のサービスですので、楽天スーパーポイントがたまります。毎月200ポイントたまるため、楽天市場で購入しなくても、年間2,400ポイントがたまります。
楽天スーパーポイントはためるだけでなく、楽天市場でのお買い物や、さまざまなサービスで利用できます。
楽天モバイルユーザーならお得
楽天モバイルと楽天コミュニケーションズ光に加入していれば、どちらも月額基本料が1年間無料になります。お得にスマホと光回線を利用することができるのでお財布にも優しいサービスです。そのため、楽天モバイルユーザーに一番おすすめな光回線と言えるのです。
月額料金の安さが魅力
光回線 | 楽天ひかり | フレッツ光 | ドコモ光 | auひかり |
戸建て | 4,800円 | 5,700円 | 5,200円 | 5,100円 |
マンション | 3,800円 | 4,350円 | 4,000円 | 4,100円 |
楽天コミュニケーションズ光は月額3,800円~から光回線を利用できるという月額料金の安さが魅力の光回線になります。
ウィルスフィルターサービスや、無料メールアドレス、スパムフィルタは無料で使えるため、セキュリティ面も安心です。
セキュリティをさらにこだわりたい方は月額350円で利用できるスーパーセキュリティマルチプラットフォーム版を利用するのがおすすめ。
無料で高速通信(IPv6)対応ルーターがもらえる
無料で高速通信(IPv6)対応ルーターがもらえます。IPv6は接続が混雑しにくい方法です。
コロナ禍でテレワークやインターネットの利用者が増え、IPv6でないと、快適にインターネットをするのは難しいです。
しかし、IPv6は対応ルーターが必要で、多くの光回線は自分で用意するか、レンタルしないといけません。
楽天コミュニケーションズ光はIPv6対応ルーターがもらえるため、すぐに使うことができます。
解約前に確認すべき5つの注意点
解約する前にいくつか注意点があるため、しっかり確認しておきましょう。
電話でしか解約できない
楽天コミュニケーションズは電話での解約で、インターネットやメールでの解約ができません。そして、解約月の10日までに解約する必要があります。
11日以降に解約申請した場合、翌月分の料金が発生するため注意です。
解約金がかかるか確認する
楽天コミュニケーションズ光では最低利用期間があり、その期間内に解約する場合、解約金がかかってしまいます。この解約金がかからない方法を後ほど説明しますので、確認しましょう。
プロバイダーメールが使えなくなる
楽天コミュニケーションズ光を解約すると、無料で使えていたプロバイダーのメールアドレスが使えなくなってしまいます。
プロバイダーのメールアドレスを使っていて、使えなくなると困る方は、メールアドレスを残す方法や、フリーメールへの移行を検討しましょう。
工事残金が一括請求になる
楽天コミュニケーションズ光の初期工事費を分割払いにして残債がある場合は、解約時に一括支払いになります。
通常30回払いのため、2年間利用した場合、残りの6ヶ月分が一括請求になります。分割払いが終わりかけであまり残っていなければまだいいのですが、利用期間が短い場合、この初期工事費が大きな負担になります。
インターネットが使えなくなる
楽天コミュニケーションズ光を解約すると、当然ですがインターネットが使えなくなります。乗り換えをしてまたすぐ使えるようになるならいいのですが、場合によっては次使えるようになるまで何日もかかる場合があります。
また、最近ではスマートフォンやパソコンだけでなく、テレビもインターネットを使って動画配信サービスを利用することができるため、パソコンを使わないからと光回線を解約すると、当然テレビで動画配信サービスを見られなくなるため注意しましょう。
楽天コミュニケーションズ光の解約方法
楽天コミュニケーションズ光の解約は電話でないとすることができません。(有料オプションサービスはメンバーズステーションで解約ができます。)
電話でしか解約ができないため、電話が混雑してつながりにくい場合があるため、余裕をもって連絡するようにしましょう。
また、契約解除申請が可能な期間以外の解約は違約金がかかるため、メンバーズステーションで確認してから解約しましょう。
契約先によって解約の電話をするところが違う
解約する前に契約先の確認をしましょう。
旧楽天コミュニケーションズ光である楽天ひかりと楽天コミュニケーションズ光(タイプS)の2種類あり、それぞれで解約を申し出る先が異なるため、どちらで契約しているのか確認しましょう。
どちらで契約しているのか、契約後に郵送されてきた書類で確認することができます。
楽天ひかり(旧楽天コミュニケーションズ光)の解約方法
楽天ひかりで契約している人は「楽天ブロードバンド」のカスタマーセンターに電話して解約します。
- 電話番号:0800-600-0222’(通話料無料)
- 受付時間:9時~18時(年中無休)
楽天コミュニケーションズ光(タイプS)の解約方法
楽天コミュニケーションズ光(タイプS)で契約している人は「SANNET」のインフォメーションセンターに電話して解約します。
- 電話番号:0120-989-841(通話料無料)
- 受付時間:9時~18時(年中無休)
解約金はいくらかかるのか?
楽天コミュニケーションズ光ではプランによって、最低利用期間が異なるため、契約されているプランやキャンペーンを確認しましょう。また、初期工事費を分割払いにしていて、その残債が残っている場合、違約金のほかに解約時に残りの工事費が請求されるため気を付けましょう。
- 解約解除手数料:9,500円
- 戸建てプラン工事費:最大18,000円(税抜)派遣あり、最大2,000円(税抜)無派遣
- マンションプラン工事費:最大15,000円(税抜)派遣あり、最大2,000円(税抜)無派遣
有料オプションも解約が必要
解約したのに請求がきたというトラブルが増えています。光回線を解約しても有料オプションが残っているため、メンバーズステーションで有料オプションの解約をまず先に行いましょう。ちなみに有料オプションは以下になります。
Wifi対応ルーターレンタル
月額300円でWifi対応ルーターがレンタルできます。有線接続もできるため、もしWifiを使いたい場合はこちらを利用するのもおすすめです。
メールプラス
月額460円~1,380円で利用できるサービスで、メールボックスに容量を追加することができます。
容量は200MB~最大3,072MBです。
ウィルスセキュリティ月額サービス
月額300円で利用できるサービスで、パソコン3台までインストールができるセキュリティソフトを自動で契約更新ができる便利なサービスです。
ただし、こちらのサービスは2017年11月30日で新規申し込み受付を終了しているため、現在サービスを利用している方で光回線を解約しようと考えている方は気を付けましょう。
解約金が無料になる2つの方法
楽天コミュニケーションズ光を解約する場合、解約金がかかってしまうこともありますが、2つの方法なら解約金を回避、免除することができます。
初期契約解除制度を利用する
楽天コミュニケーションズ光に申し込んだけど、通信速度が遅かったり、十分な説明がなかった場合などに解約したい場合、契約後8日以内であれば、「初期契約解除制度」を利用して、解約金なしで解約することができます。
電気通信事業法の初期契約解除制度にのっとり、契約書面受領日を含む8日間の間であればキャンセル料が発生しないのです。
更新月に乗り換える
楽天コミュニケーションズ光は、自動更新型サービスです。そのため、2年契約の場合、25ヶ月目より前に解約した場合、違約金が発生してしまいます。
楽天コミュニケーション光の場合、2年契約で違約金が発生しない月は25ヶ月目と26ヶ月目になります。1日でも更新月が過ぎるとまた解約金が発生してしまうため、できるだけ更新月に解約しましょう。
更新月はメンバーズステーションで確認ができます。
どうしても解約金が発生する場合は?
解約しようと思っていたのに、自動更新されてしまって、また2年間使わないといけない、すぐに乗り換えたいけど解約金が高いと困っている方も多いのではないでしょうか。そんなときには「乗り換えキャンペーン」がおすすめです。
乗り換えキャンペーンを利用する
どうしても解約金がかかってしまう場合は、乗り換えキャンペーンを利用するのがおすすめです。乗り換えキャンペーンは新生活シーズンや決算期などに多いサービスで、解約金を乗り換え先が負担してくれます。
そのため、解約したいけどどうしても解約金がかかってしまうと悩んでいる方は乗り換えキャンペーンを利用しましょう。
まとめ
楽天コミュニケーションズ光の解約方法はカスタマーセンターのみで、契約プランによって連絡先が異なるため、自分がどのプランにしたか確認してから解約しましょう。
また、解約は解約希望月の10日までに連絡しないといけません。解約方法は電話のみなので、電話が混雑してなかなか繋がらない場合がありますので、早めに連絡しましょう。
解約するときは、契約更新月以外の解約は、解約金がかかり、また、初期工事費用を払い終わっていない場合は、残債も一括請求になるため、両方ともかかる場合は負担が大きくなるでしょう。
そのため、解約する際は、契約更新月に解約はもちろんのこと、初期工事費用は解約する前に払い終えておくなど、極力費用を抑えるようにしましょう。