みらい電力を解約するにあたって考えておくこと
本当にみらい電力を解約で問題ないか
みらい電力に限った話ではありませんが、電力会社を解約して新たに契約した電力会社の方が電気使用料金が高くなる、対応が悪い・遅い等のことは耳にします。
よく考えずに解約を決めてしまうと後々後悔することになるかもしれません。料金や対応だけが解約理由になるわけではありませんが、次の電力会社を考える前にみらい電力を何故解約しなければいけないのか理由をよく考えて整理しておきましょう。
解約を決断したら次の電力会社と比較しておく
自身が魅力を感じたり契約しようと考えた電力会社がある場合でもすぐに契約に進むのではなくみらい電力と比較しておきましょう。
どの電力会社でも料金シミュレーション・口コミ情報は見れますので参考にすることをおススメします。料金は良いけど対応が遅い、対応は良い・早いけど料金は高いなど様々な情報がありますのでみらい電力も含めて確認するようにしましょう。
みらい電力の解約方法
現住所のまま解約する場合(乗り換える場合)
現住所のまま電力会社を解約する際にはご自身での手続きは必要ありません。新しい電力会社の手続きさえ済ませれば契約した電力会社がみらい電力の解約手続きを行ってくれるためです。
転居のタイミングで電力会社を解約する方も多いですが現住所のまま先に電力会社だけ変えておくと手続きの手間を一つ減らすことが出来ます。将来的に自分に合った電力会社を検討中の方は転居する前に変更しておくのも良いですね。
転居によって解約する場合
転居のタイミングで解約する場合にはご自身でみらい電力に連絡を入れ解約手続きをする必要があります。その場合はみらい電力のウェブサイトのお問い合わせフォーム、または電話で手続きを行っていきます。
まずはウェブサイトの解約方法を説明します。
ウェブサイトで解約希望の方はこちら→通常お問い合わせ|株式会社みらい電力 (miraiden.jp)
問い合わせ種類を選択する
- 電力を買いたい
- 電力を売りたい
- その他のお問い合わせ
の三つから選びます。解約の場合はその他のお問い合わせにチェックを入れましょう。
お問い合わせ内容を入力
ここに解約を希望する旨を入力します。 名前・電話番号・住所・メールアドレスを入力すし個人情報の取り扱い同意欄にチェックを入れましょう。内容を確認し、みらい電力に入力事項を送信します。後はみらい電力からの連絡を待ちましょう。
連絡を待つ間に以下の情報を準備しておくと手続きがよりスムーズになります。
- 引越し日
- みらい電力を契約した時のお客様番号
- 契約種別
- 供給地点特定番号
事前に用意できることはここまでです。あとは必要書類の記入になります。
電話での解約方法
次に電話での解約方法を説明します。電話で解約希望の方はこちら→(みらい電力コールセンター 052-756-2331)電話の場合はオペレーターの方からの質問に答えていきましょう。上記と同じ自身の情報を手元に用意しておくと電話でのやりとりがスムーズになります。
解約をスムーズに終えるにはいつから動くのが良いか?
解約するまで1~2ヶ月はみておきましょう
現住所で新たな電力会社を契約する方は該当しないこともありますが基本的に解約手続きは早めに動いておくことが重要です。
電力会社側の手続きもありますので解約の連絡は1ヵ月前には済ませておきましょう。また解約の連絡を入れてから新たな電力会社を探し始めたのでは次の電力供給が間に合わないケースも出てきます。
電力会社によって契約してから20日ほど電力を供給するのに時間がかかるところもありますので、余裕を持って二ヵ月前には新たな電力会社を探し始めて解約の連絡と同じタイミングで契約の手続きを始めていきましょう。
電力供給は電力会社が準備する最低限必要な日数を越えていれば自身のタイミングで行うことが可能です。
転居で解約する方は注意
転居と同時に電気代を見直そうと電力会社の解約を考えている方も多くおられます。しかし、電力会社によって契約しても引っ越しと同時に電力供給が出来ない会社も少なからずあります。これは電力自由化からまだ日が浅い事が原因に挙げられます。
余裕を持って解約手続きはしたものの転居と同時に電気が使えない事態は避けなければなりません。
どうしても間に合わなくて困っている方は一度大手電力会社に申し込むのが良いでしょう。
手続きも電力供給も早いので間に合わせで入りましょう。大手電力会社は解約するときに違約金や解約金が必要ありません。転居と同時に電力供給が出来るかの情報も各電力会社を調べれば分かりますので忘れることがないようにしましょう
みらい電力を解約する際に気を付けるべきポイント
転居する地域によってお持ちの電気製品が使えなくなる可能性がある。
転居先によっては今ご自宅で使用している電化製品が使えなくなる可能性があります。その理由が西日本、東日本で周波数が違うからです。(Hz:ヘルツ)と呼ばれるもので詳しく解説すると静岡県の富士川から新潟県の糸魚川の境から西にいけば60ヘルツ、東に行けば50ヘルツになっています。
電化製品も進化していて繊細なものも多いのでヘルツが違えば利用出来なくなる可能性があります。取扱説明書を確認するのもいいですし、分からなければ電気屋の店員さんに聞いてみましょう。もしこのラインを越えて転居する場合には注意が必要です。そのまま使っていると故障の原因にもなりかねませんので良く調べておきましょう。
解約金や違約金について
みらい電力は2年間で契約されていますので2年未満で解約する場合には解約事務手数料が3000円必要になります。もちろん2年を越えている方に関しては発生しません。
注意すべき点は利用開始日から2年の契約ですので手続きが完了した段階では2年の契約は始まっていないとうことです。契約書に記載されているのでご利用開始日を確認して日にちの誤差が出ないようにしましょう。
必ずみらい電力に連絡を入れる
転居などで自分で解約手続きをしなければいけない場合、自身が住まなくなってもみらい電力との契約は続いています。退去の時にブレーカーを落とすだけではいけません。
必ず退去する1ヵ月前までには連絡を入れて解約するようにしましょう。もちろん退去の時はブレーカーを落としてください。みらい電力は従量料金だけですがブレーカーを入れていると微量ですが電気が流れてしまいます。
新しく電力会社を選ぶ時のポイント
契約前に料金シミュレーションを行う
新しく電力会社を選ぶときに利用料金は重要です。よっぽどのこだわりがない限り料金が高くなってもいいという方はいませんよね。
まず始めに電気会社を色々調べてみて気になる会社があったら迷わず料金シミュレーションをしてみましょう。実際に計算してくれますので現在と比較することが出来ます。
自分が良いと思った会社でも契約した後に料金がほぼ変わらない、高くなることに気付いて後悔するのは嫌ですよね。電力会社の解約も簡単なものも増えていますが書類の記入など少し手間がかかることもあります。後悔しないために情報をしっかり調べておきましょう。
初期費用・違約金0の会社を選ぶ
初期費用・違約金がかからないことも非常に重要です。万が一料金の問題が出た時や電気会社の対応が良くない・遅い、トラブルが多い等様々な理由で解約しなければいけない可能性もあります。
更に電力会社によっては一部地域で利用が出来ないこともあり、転勤等の理由で地域外になってしまい解約することも考えられます。
こちらには非がないのに解約する時に違約金が発生する、次の電力会社と契約した時に初期費用がかかることは避けたいですよね。初期費用・違約金に関しても各電力会社がホームページにて公開していますのでこの二点は必ず押さえておきましょう。
契約後のサポートが充実しているか。
契約後のサポートも重要なポイントです。契約したら終わりではありません。トラブルがあった時、確認したいことがある時に連絡がなかなかつかないのは問題ですよね。
現在電力に参入している会社も100社を越えるほどです。会社によってはなかなか電話がつながらない、メールの問い合わせにも非常に時間がかかることもあります。
急を要する時にすぐ対応してもらうことも電力会社を選ぶときに忘れてはならないポイントです。誰でも知っているような大きな電力会社ではまずこのようなことはありませんが、調べていくうえで今まで聞いたこともなかった最近電力業界に参入してきた会社にはたまにありますので電力会社顧客対応の口コミをチェックすることをおススメします。
解約したいあなたへおススメの電力会社
Looopでんき
Looop電気の特徴は料金が安く電力会社の中でもトップクラスです。安い理由としてまず基本料金がかかりません。普通電気代は基本料金と従量料金の二つの合計が電気代として請求されています。
契約している電力会社によって基本料金の差はありますが最低でも数百円は支払っています。
その料金がなくなれば確実に電気代が安くなりますね。ただ電気代が元々あまりかかっていない世帯(常に2~3千円で収まっている方)に関してはあまり実感が湧かないことがあります。
目安として基本料金の分は電気代が月に4~5千円以上かかっているという方にはおススメです。あくまで平均ですが単身世帯では年間数千円安くなり、4人家族世帯では最低1~2万円も安くなります。
もう一つのおススメ理由は初期費用・解約金がかからないということです。一度契約しても料金は発生しませんし、納得いかなければすぐに解約しても解約金・違約金が発生しません。実際お試しで契約する方が増えていて申し込み件数もどんどん上がっている状況です。お試しでLooop電気に契約してみるのも良いですね。
あした電気
あした電気の特徴は料金プランがシンプルで料金が安いということです。こちらも基本料金はかかりませんので安くなることは間違いありません。電気会社との契約を考えて色々と比較している時に料金プランが色々あって分かりにくいことはよくありますよね。あした電気では二つの料金プランしかありません。
単身世帯向け「標準プラン」、家族向け「たっぷりプラン」から選ぶだけなので分かりやすいですね。あした電気は少ない電気使用量の方にも安くなるメリットはありますが、電気使用量が多い方に特化させた料金プランです。どれだけ使っても単価が一律なのが特徴です。
さらにスマホから使用量の詳細が確認出来ますので節約の目安にもなります。あした電気も初期費用、解約金・違約金は無料なのでお試しで契約してみたい方にとっておススメ出来る電力会社です。
楽天でんき
楽天でんきの最大の特徴はポイントが貯まることです。電気代200円につき1ポイント貯まる上に楽天カードで支払いをすれば100円ごとに1ポイント貯まります。
例えば毎月5,000円電気代がかかっている方は電気代のポイント25ポイント、楽天カードでの支払いポイント50ポイント、月に計75ポイント貯まります。年間にすると900ポイントも貯まります。
もちろん解約金・違約金もかからないですし、基本料金0円と安さも持ち合わせています。さらに現在キャンペーンを行っていて契約すると3,000円分のポイントが貰えます。
料金を安くするだけでなくポイントも貯めることが出来るのは非常に魅力的ですね。固定費として毎月必ず支払いしていくものにポイントがつけば知らない間に欲しいものが買えるほどポイントが貯まっていると考えると嬉しいですね。
まとめ
ここまででみらい電力の解約方法とおススメ電力会社3選について見てきました。一番大事なことは余裕を持って電力会社との解約・契約を進めていくこと、情報をしっかり調べるということです。
解約する理由・契約を決める理由は人それぞれです。
自身がどこを重視しているかによって解約しなくても良いこともあり得ますし、解約して乗り換えを考えたほうが良いこともあります。
また各電力会社の特徴は様々なものがありますので自分に合ったサービスを選ぶのはもちろんですが実際に契約して利用した方の口コミを見ておくのも重要です。上記も参考にしてスムーズな解約・契約が出来るようになりましょう。